1816年にスコットランドの牧師で
技術者のスターリングが考案したもので、
蒸気機関と同じ外燃機関
排熱や、バイオマスなどの熱エネルギーを
運動エネルギーにして、
発電などに使える「エンジン」になるのです。
これまで、多くの企業で研究開発がされて来ましたが
時代に早過ぎたようです。σ(^_^;)
いろいろなタイプがあるのですが、
基本は、内部動作流体…
つまり、温度差で膨張したり収縮する気体を
熱して、膨張させたら
赤色の、「仕切り」を押し上げて
すると、位相のズレた
青の「ピストン」も
押し上げられて…
そうすると、「仕切り」が押し下げられて
熱の掛かったシリンダーの底をふさぐので
熱の遮断されたシリンダー内の
気体が冷やされ、収縮して…
下がると、回転が継続され
また冷えた気体が「仕切り」から流入して
膨張する事で…
熱の掛かっている間は
回転のサイクルが、持続する
外燃機関のエンジンなのです。
小型の物は、外国では市販されていて
実用化されていますが…
このようなおもちゃ…あったなぁ
σ(^_^;)
今後は、大型の実用的なものが
普及していくとの事です。
http://members.jcom.home.ne.jp/kobysh/stirling/stirlingIntro.html
構造もかんたんなので、
内燃機関の、ディーゼルエンジンや
ガソリンエンジンのように、内部の爆発も
無いので、静かで整備性も良い…
まさに「夢のエンジン」との事。
「夢」で、終わらせない為に…
作るお手伝いは、機械屋のお仕事です。
今、日本で…、また発展途上国で必要とされている!
σ(^_^;)
災害時の電源として、バイオマスの熱源を
直接エネルギーにする!
古くて新しい技術!
時代が追いついて来たようです。