●1回目のワクチン接種が終りました。その後で、 mRNAワクチンのお勉強… 逆だろ!


ファイザー社のワクチンですから… 2回目の接種はお盆前!


問診表のようなものを書きまして…
予定時間の、25分ほど前に到着しましたら
接種後の15分の待ち時間を含めて、トータル30分!
結構な覚悟して行ったのに、あっという間に打ってもらい 拍子抜けな感じ…


オリンピック休暇の前に、接種が出来て喜んでいます。
そこで… 何気に、録画を見ていましたら


メッセンジャーRNAワクチンの事が…


僕の理解の範囲で、ご説明しますと…
新型コロナワクチンの 赤い突起が
我々の細胞の、受容体にくっついて…


細胞の中に、入っちゃうのが「感染」
そうすると、細胞の中でどんどん増幅してしまう。
こうなったら、癌 細胞の分裂と同じ感じで… 増殖してしまう訳です。
これは、これまで理解していた事。


この、コロナウイルスのRNAという
遺伝やタンパク質合成を支配する部分を取り出して…


培養して、ちゃんと細胞に取り込まれるように
(でも決して、ワクチンのmRNAは、細胞の「核」の中に入り込むことはできませんから悪さしません!)


ウリジンを化学修飾して、培養したものを…


RNAが 壊れない様に、特殊な油で包んだものが、
mRNAワクチン

従来のワクチンの様に、弱毒化したウイルスで
実際にちょっと感染して抗体を得ていた事から考えると…
安全で、理屈にかなっていると思います。

ウリジンをRNAに化学修飾する事で、
人体の細胞に拒絶反応をひこ起こさないという発明が凄い!


この様に出来たmRNAワクチンが、
筋肉注射で人間の体内に摂取されると…

ちゃんと細胞の中に取り込まれて、
しばらくの間(RNAは基本的に壊れやすくて消滅するから)
どんどんウイルスの、無害な赤いスパイクだけ「大量」に培養してくれる。


それで、人体がそのスパイクに反応し
「ウイルスに感染した」と、誤解して…

「こりゃ大変だ」って…
新型コロナウイルスに対応する 抗体を
先に造って準備が出来るのです。このきっかけを作るだけって事が凄い!
また、異物に対応した抗体を 人体が作るという事が凄い!


さらに「キラーT細胞」も増産して、迎撃態勢を整えてくれますから…
もし本当に、体内へ「新型コロナウイルス」が侵入しても…

対応した抗体が、ウイルスを人間の細胞に取り込めない様に防御してくれたり
細胞に侵入され感染した場合でも、
「キラーT細胞」がその感染した細胞を攻撃し、死滅させててくれるとの事。

メディカルというより、エンジニアリングな感じに 納得致しました。
注射したmRNAワクチンは、すぐに消えてなくなる 火付け役、着火剤で…
主役は、人体が作った抗体や「キラーT細胞」。


1970年代から、長期にわたり地道なRNAの研究を続けて来て


壊れやすいRNAは、医薬品にならないと考えられ日陰の研究だったのが
iPS細胞の培養に適していると注目されたおかげで、
壊れやすくて、きっかけを引き起こしたらすぐに消滅してしまうRNA

絶妙のタイミングで、最適なワクチンの開発の目途が立った時に…
このパンデミック!


そのおかげで、超短期間で…
新型コロナウイルスに対する、ワクチン開発が出来たとの事。

ガンガン変異して、効果が落ちたとしても…
実質的に、4~6週間で変異型用のmRNAワクチンが作れるとの事です。

様々な感染症に対するワクチンが、今後mRNAで作られる
その、劇的瞬間に… 人類は立ち会ったという事だったのですね!


何十年という、地道な研究の成果で…
mRNAワクチンを作れる技術開発が進んで整っていた事が

人類に「幸運」をもたらした訳です。
「奇跡」を起こしたと言っても、過言ではないでしょう!


カタリン・カリコ博士のメッセージも 染みました。
間違いなくノーベル賞を授かると確信しています。
中山教授の言葉ではありませんが、医学賞のみならず、化学賞、いや… 平和賞


能登原人も… 頑張らないとって思いました。


ワクチン接種した後で…
カタリン・カリコ博士 に、感染してしまった感じです。(笑)
もはや、信者です。


「夢」は追い続ければ いつか叶う

2 COMMENTS

高橋 正和

よく勉強されましたね。参考になりました。私は7月15日に、やはり相当な決心、回天特攻隊の決死覚悟で1回目、集団予約会場で接種してきましたが、すんなり終わりまして生き残っております。2回目は8月5日です。
なかなか渋って予約しない家人に読んでもらいたいので、Facebookにシェアさせて頂きます。あれはSNSの記事の言う事なら聞く耳持つようなので=(^.^)=

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HidakaAkihiro

医学的な知見を持ち合わせていないのですが、機械製造業のエンジニアの視線で
mRNA の働きを考えましたら…
 
機械の構造や働きについえ特許出願も重ねてきた「ものづくり」と同じで、
動作原理や、失敗によって工夫と研究を重ねる事が同じである事に気づき
しっかりと納得出来たので、書いてみた次第です。

お時間のある時に、https://notogenjin.com/25913/ この記事もご覧になってみて下さい。

なんと、「ステージ4」の余命宣告レベルの「がん患者」500人以上に対して
60%近い、3年延命率を実現している先生の講演を聞き…

その際に、医学もエンジニアリングの視線で理解できると気づいた事がきっかけです。
その先生の講演の前座に、私がエンジニアリングに関する講演を褪せて頂いたのですが…、
必要以上に納得して下さって写真を撮りまくられた先生がその先生です。

医学も、エンジニアリングだったと… 気づきました。

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