岩手県上閉伊郡大槌町で、
海抜38メートルのあたりに立てられた石碑に
“津波到来地点 ここより低地に住むべからず”と
刻まれている…との事。
昔の被災者が遺してくれた警告を、無視し…
想定外の津波だったと、言い切れるでしょうか…
((>д<))
『 一、地震があったら津浪の用心せよ。
一、津浪が来たら高い所へ逃げよ。
一、危険地帯に居住するな。 』
(昭和9年建立:津浪災害記念碑)
大槌町は、1896年(明治29年)の
■明治三陸地震津波(M8.5 死者21,953人)でも
津波で、死者900人、500戸を超える住居が押し流された。
それから37年後の1933年(昭和8年)3月3日、
深夜2時半過ぎに発生した
■昭和三陸地震津波(M8.1 死者3,064人 家屋流失5,851棟)でも
津波で、死者61人、倒壊・流失した家屋622戸が被害。
たび重なる津波の記憶を忘れないように
震災から1年後の1934(昭和9)年3月に
「津浪災害記念碑」という石碑が、
数ヶ所に建てられたのですが、
これは、三陸海岸各地に約200基ほど建てられた
過去の津波被害を伝える
様々な石碑のうちの一つだそうです。
■東日本大震災では、
43メートルの高さまで津波が到達した痕跡が、
あるそうで、ここにも新たに、石碑が建てられるかも知れません。
(w_-;
石碑は風化しませんが、意識の風化こそが問題です。
仕事上でも、交通事故でも…
安全安心は、念仏のように唱え
意識すること
「ご安全に!」